トップコラム山口県の法人向けAI研修の選び方

コラム|法人向けAI研修

山口県で、
法人向けAI研修を
選ぶ前に。

料金の相場、使える助成金と補助金、地域の主な選択肢

書いた人 棚池 悠生(MedGenerate株式会社 代表 / Claudeアンバサダー)公開 更新

この記事について山口県岩国市で法人向けAI研修を行っている、MedGenerate株式会社が書いた記事です。当社も選択肢の一つとして表に入れています。表の並びは所在地の順で、順位はつけていません。

社員にAIの使い方を覚えてもらいたい。そう考えて調べ始めると、料金も時間も事業者ごとにばらばらで、比べにくいはずです。この記事では、山口県・広島県で申し込める法人向けAI研修を、公開されている価格と条件で並べました。数字は、各社・各機関のページを2026年10月2日に開いて確認したものです。公開されていない数字は「表記なし」と書いています。

先に、4つの数字

15〜25万円
2〜3時間の研修を1社向けに開くときの、山口・広島の公開価格の範囲(税別)。
3時間以上
山口県の補助金(デジタル人材等育成支援補助金)が対象にする研修の長さ。1日あたりで数えます。
10時間以上
国の人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)が対象にする訓練の長さ。
1か月前
国の助成金の計画届を出す期限。研修を始める日の1か月前までに、労働局へ出します。

研修の形は3つ。出張、オンライン、公開講座

法人向けのAI研修は、どこで誰が教えるかで3つに分かれます。料金の決まり方も、形によって違います。

出張型(講師が会社に来る)
自社の業務を題材にしやすく、社員が同じ部屋で同じ画面を見ながら進められます。料金は「1回いくら」で決まることが多く、講師の交通費が別にかかる場合があります。
オンライン型
拠点が離れていても同じ時間に受けられます。一方で、操作でつまずいた人に講師が手を貸しにくくなります。
公開講座(社員を外の講座に送る)
1人あたりの受講料で決まるため、少人数なら費用を抑えられます。題材は参加者全員に共通なので、自社の業務に当てはめる作業は、受講した社員が持ち帰って行うことになります。

当社が山口県で開いた初心者向けのセミナーでは、AIそのものより手前の、ログインやパソコンの操作でつまずく方が少なくありませんでした。講師が一人ひとりの横について操作から進める形に変えたところ、30代〜70代の参加者全員が当日中にホームページを完成させています(事例)。パソコンに慣れていない社員が多い会社ほど、対面の価値は大きくなります。

山口・広島の公開価格で見る、料金の相場

講師が1社のために開く研修は、2〜3時間で15万〜25万円(税別)の公開価格が多く見られました。スワークス、WEAVE、AI to supportの3社がこの範囲です(AI to supportは税込・税別の表記なし)。

1社向けに開く法人向けAI研修(公開価格)
事業者(所在地)時間公開価格山口県では
株式会社スワークス⁠[1]山口市90〜120分が目安1回15万〜25万円(税別)。交通費は別対面またはオンライン
MedGenerate株式会社当社⁠[10]岩国市2時間
半日(3時間)
1日(6時間)
2時間10万円〜
半日15万円〜
1日25万円〜
(税別、10名まで)。交通費は別、11名以上は見積もり
12時間プログラム 1人15万円(税別、5名から)
講師が会社に出向く(山口県・広島県)
株式会社WEAVE⁠[2]広島市南区1回2時間1〜10名20万円
11〜30名45万円
(税抜)。人数により交通費・運営補助費が別
対面・オンライン・両方の同時開催。中国地方にも出向くと記載
AI to support株式会社⁠[3]広島市中区3時間15万円〜(税込・税別の表記なし)広島県外はオンライン
HiroshimAI株式会社⁠[4]広島市中区全11時間1人20万円(税別)。助成金を使った場合の実質負担は5万円から、と記載対面は広島県内。県外はオンライン
最適AI株式会社⁠[5]大阪市(本社)、広島市南区(広島支店)1日6時間60万円(税別、1社だけの開催)中四国9県に、対面とオンラインを組み合わせて対応

並びは所在地(山口県→広島県→県外に本社)の順、同じ県内は社名の五十音順です。順位ではありません。出典は各社の公開ページ(2026年10月2日確認)。番号は記事末尾の出典一覧と対応しています。

料金を公開している出張型の法人向けAI研修(山口・広島、3社)のうち、2時間の料金が最も低いのは当社です(2026年10月2日時点・当社調べ・各社の公開価格は上の表のとおり)。

※比べたのは、講師が会社に出向く2時間前後(90〜120分を含む)の研修で、1社向けの料金を公開している3社(スワークス 1回15万円〜、WEAVE 1〜10名20万円、当社 10万円〜。いずれも税別・税抜)です。AI to support(3時間)、HiroshimAI(全11時間・1人あたり)、最適AI(6時間)は時間や料金の決め方が違うため、比べていません。比べたのは料金だけで、研修の内容や人数の条件は各社で異なります。

同じ「研修」でも、料金の決まり方は3通りあります。1回いくら(スワークス、AI to support、当社)、人数の段階ごと(WEAVE)、1人いくら(HiroshimAI)です。たとえば1人20万円の研修を10人で受けると、総額は200万円(税別)になります。見積もりを比べるときは、受ける人数をそろえて総額で比べてください。

1日(6時間)の研修では、当社の25万円〜と最適AIの60万円とで、2倍以上の開きがあります。時間あたりの単価だけでなく、事前の打ち合わせや研修後の相談が料金に含まれるかも、あわせて確かめると比べやすくなります。

申し込む前に確かめたい6つのこと

  1. 研修が終わったとき、社員の手元に何が残るか「AIの使い方がわかった」で終わる研修と、自社で使うものが一つできあがる研修とでは、翌日からの使われ方が変わります。見積もりの前に「当日中に何ができあがるか」を聞いてください。当社の研修では、事前の打ち合わせで決めた成果物(ホームページ、お問い合わせフォームなどの業務の仕組み)をその日のうちに作ります。
  2. 自社の業務に合わせて題材を変えてくれるか製造業の日報と介護施設の記録とでは、AIに頼む中身が違います。事前の聞き取りがあるか、それが料金に含まれるかを確認します。スワークスとWEAVEは、事前のヒアリングを料金に含むと書いています⁠[1]⁠[2]。
  3. 講師が、自分の仕事でAIを使って仕組みを作っているか話を聞くだけなら、動画でも足ります。講師がふだんAIで何を作っているかを聞くと、研修の中身の深さが見えてきます。
  4. 社外に出せない情報の扱い方を教えてくれるか顧客の名簿や見積書を、そのままAIに貼ってよいのか。この線引きを研修で扱わないと、使い始めてから現場が迷います。
  5. 人数と料金がどう決まるか上で見たとおり、1回いくらか、人数の段階ごとか、1人いくらかで総額が大きく変わります。交通費や、人数による追加の費用が別にかかるかも確認します。
  6. 研修のあとに聞ける相手がいるか使い始めて最初につまずくのは、たいてい研修の翌週です。HiroshimAIは研修後3か月のチャットでの相談を、全11時間の研修に含めています⁠[4]。

助成金と補助金は「研修の長さ」で決まる

研修の費用の一部を、国や山口県が負担する制度があります。どちらも、研修の長さと、申し込む順番に条件があります。

国:人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)

職場を離れて行う訓練(OFF-JT)で、1コースの訓練時間が10時間以上のものが対象です。中小企業は、研修の経費の75%と、受講した社員1人1時間あたり1,000円の賃金助成を受けられます。訓練の計画届は、訓練を始める日の6か月前から1か月前までに労働局へ出します⁠[8]。

当社では、この条件に合わせた12時間のAI業務実装プログラム(1人15万円・税別、5名から)を用意しています(2026年10月3日追加)。ほかの10時間以上の研修としては、HiroshimAIの全11時間の研修があり、WEAVEも12時間の研修が助成金の対象だと書いています⁠[4]⁠[2]。

山口県:デジタル人材等育成支援補助金

やまぐち産業振興財団が受け付けている補助金です。令和8年度の要綱で確認できた条件は次のとおりです⁠[9]。

デジタル人材等育成支援補助金(令和8年度)の主な条件
対象の会社山口県内に事業所がある中小企業者で、決められた業種(建設業、一部の製造業、運輸業、卸売業・小売業、宿泊業・飲食サービス業、医療・福祉など)に当てはまること
研修の長さ1日3時間以上
社外の研修に送る(一般型)受講料・教材費の3/10以内。1人3万円まで
講師を会社に招く(外部講師招へい型)謝金・旅費の3/10以内。1回3万円まで
1社の上限同じ年度で15万円まで
順番財団の交付決定のあとに、研修の申し込み・受講・支払いをすること
募集期間2026年4月24日から2027年1月末日まで(予算に達した時点で終了)

たとえば、講師を会社に招く半日(3時間)の研修で謝金が15万円の場合、3/10は4万5千円です。上限が1回3万円なので、補助は3万円になります。2時間の研修は「1日3時間以上」に届かないため、この補助金の対象になりません。

※補助の対象になるかどうかと金額は、財団が決めます。研修の内容によっては対象にならない場合があり、予算にも限りがあるため、申請する前に財団へ相談するよう案内されています。事業者が「補助金の対象です」と言っていても、決めるのは財団です。

山口県・広島県の主な選択肢

講師に会社まで来てもらうなら、山口県内に拠点があるのはスワークス(山口市)と当社(岩国市)です。広島の会社では、WEAVEと最適AIが山口県を含む地域に対面で対応すると書いています。AI to supportとHiroshimAIは、広島県外ではオンラインでの実施です。料金は上の表のとおりです。

社員を外部の講座に送る方法もあります。山口県内で開かれる公的な講座を2つ挙げます。

山口県内で開かれる公的な講座
講座(主催)会場・日程時間・定員受講料
DXで仕事を変える 生成AI活用講座(サテライト・ゼミin山口)中小企業大学校 広島校⁠[6]山口市役所本庁舎。2026年10月29日・30日2日間で13時間。定員15名。経営幹部・管理者等が対象22,000円
情報化推進研修山口県中小企業団体中央会⁠[7]周南市・山口市。令和7年度は2025年11月に開催(毎年開催と記載)初級編50分と実践編60分。各回20名。組合と組合員企業の役職員が対象無料

出典は各機関の公開ページ(2026年10月2日確認)。中央会の研修は令和7年度の内容で、令和8年度の日程はこの記事では確認していません。

公開講座は、1人あたりの費用を抑えられるのが強みです。13時間の講座を22,000円で受けられるのは、公的な講座ならではです。自社の業務に合わせた題材で全員一緒に進めたい場合は、1社向けの研修が向いています。

よくある質問

山口県で法人向けのAI研修を頼むなら、どこがありますか?

講師に会社まで来てもらう研修では、山口県内に拠点がある会社として、山口市の株式会社スワークスと、岩国市のMedGenerate株式会社(この記事を書いている当社)があります。広島の会社では、株式会社WEAVEと最適AI株式会社が山口県を含む中国地方に対面で対応すると書いています。AI to support株式会社とHiroshimAI株式会社は、広島県外ではオンラインでの実施です。社員を外部の講座に送る方法では、中小企業大学校 広島校が山口市役所で開く2日間・13時間の講座(受講料22,000円)があります。いずれも2026年10月2日に各社・各機関の公開ページで確認した内容です。

法人向けAI研修の料金の相場はいくらですか?

山口県・広島県で、2〜3時間の研修を1社向けに開く場合、公開価格は15万〜25万円(税別)に集まっています(2026年10月2日確認)。1日(6時間)の研修では、MedGenerate株式会社の25万円〜から最適AI株式会社の60万円まで幅があります。1人あたりで料金が決まる研修もあり、HiroshimAI株式会社の全11時間の研修は1人20万円(税別)です。

AI研修に使える助成金や補助金はありますか?

国の人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)は、10時間以上のOFF-JTが対象で、中小企業は経費の75%と、1人1時間あたり1,000円の賃金助成を受けられます。計画届は訓練開始日の6か月前から1か月前までに出します。山口県では、やまぐち産業振興財団のデジタル人材等育成支援補助金があり、1日3時間以上の研修が対象です。講師を会社に招く場合は謝金・旅費の3/10以内、1回3万円まで(1社あたり年度で15万円まで)です。

2時間の研修でも補助金は使えますか?

国の助成金は10時間以上、山口県の補助金は1日3時間以上が条件です。2時間の研修はどちらの条件にも届きません。

MedGenerateの研修は助成金や補助金の対象になりますか?

12時間のAI業務実装プログラム(1人15万円・税別、5名から)を、国の人材開発支援助成金の条件(10時間以上)を満たす時間で用意しています。要件を満たした中小企業では、1人あたりの実質負担は29,250円の試算です(支給は労働局の審査で決まります)。半日(3時間)と1日(6時間)の研修は、山口県の補助金の「1日3時間以上」という時間の条件を満たします。ただし対象業種などのほかの条件もあり、補助の対象になるかどうかは、やまぐち産業振興財団が決めます。

出張型とオンライン、どちらを選べばよいですか?

自社の業務を題材にしたい場合や、パソコンの操作に慣れていない社員が多い場合は、講師が隣で手を貸せる出張型が向いています。拠点が離れていて全員が一か所に集まれない場合は、オンラインが向いています。

書いた人

棚池 悠生

MedGenerate株式会社 代表 / Claudeアンバサダー

医療分野のAI開発と、法人向けの業務の自動化に携わっています。山口県・広島県で、AIセミナーと法人向けAI研修の講師を務めています。

MedGenerateは、AI問診システムなど医療分野のAI開発を行っている会社です。研修や仕組みづくりも、医療で求められる正確さと情報管理の考え方で進めています。講師は、ふだん自分でAIを使って仕組みを作っている代表の棚池が務めます。これまでに、2回の研修で、実際の仕事の依頼に使えるレベルのホームページを作れるようになった受講者もいます。

この記事は当社が書いたものです。他社と公的機関の情報は各ページから引用し、2026年10月2日に確認しました。料金や条件は変わることがあるため、申し込む前に各社・各機関に確かめてください。誤りに気づいた方は、お問い合わせフォームからお知らせください。

出典

  1. 株式会社スワークス「企業向け生成AI研修」
    https://su-works.jp/ai-dx/reskilling/ 2026年10月2日確認
  2. 株式会社WEAVE「法人向け生成AI体験会」
    https://weav-e.jp/service/generative-ai-basic 2026年10月2日確認
  3. AI to support株式会社 公式サイト(法人研修)
    https://aitosup.com/ 2026年10月2日確認
  4. HiroshimAI株式会社「広島の法人向けAI研修」
    https://www.hiroshimai.co.jp/services/training 2026年10月2日確認
  5. 最適AI株式会社「中四国のAI研修・生成AI研修・AI顧問」
    https://saitekiai.jp/chugoku-shikoku/ 2026年10月2日確認
  6. 中小企業大学校 広島校「DXで仕事を変える 生成AI活用講座(サテライト・ゼミin山口)」
    https://www.smrj.go.jp/institute/hiroshima/training/sme/2026/HI266000.html 2026年10月2日確認
  7. 山口県中小企業団体中央会「令和7年度情報化推進研修②」
    https://axis.or.jp/info/22036.html 2026年10月2日確認
  8. 厚生労働省「人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コース)支給要領」(R8.8.3)
    https://www.mhlw.go.jp/content/11800000/001731981.pdf 2026年10月2日確認
  9. 公益財団法人やまぐち産業振興財団「デジタル人材等育成支援補助金のご案内」と交付要綱(令和8年度)
    https://www.ymg-hrd.jp/subsidy/ 2026年10月2日確認
  10. MedGenerate株式会社「法人向けAI研修」
    https://medgenerate.com/training/ 2026年10月2日確認

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